マロタナスのブログに、私の場合、内在するのはＳ男ですってコメントしたら、「Ｓ＝男、Ｍ＝女というありきたりの図式が刷り込まれてるんでしょうかねえ・・・」と書かれてしまいましたが・・・

これについては切実な問題があるのです。



そもそも私は、Ｍ自認するはるか前から男になりたかったのです。物心ついた頃から、可愛くて気が小さい弟と、恐ろしく気が強くて可愛くもない姉は比べられ、親戚中から、お姉ちゃんと弟が逆になったらよかったのにと言われてきました。親はさすがに口には出しませんでしたが、母が私を見る目は、明らかにそう言っていました。父はもっと露骨に勉強嫌いの弟を見捨て、お勉強のできる優等生のゆきちゃんを我が家の跡取りと決めつけていました（跡取りって＾＾？）。両親の期待に応えるため、ゆきちゃんは一生懸命お勉強をしました。

でも、どんなに学校のお勉強ができても、女であるがゆえに、どうにもならないことが起こります。そんな時、私が男だったら、男に生まれてきさえすれば、こんな苦労はなかったのにと思ってしまったんですよね。あぁ、男のカラダが欲しい、男のカラダさえあれば、可愛くなくても世の中もっとラクに渡っていけるだろうし、親の期待にもっと応えることができたのにってね。男のカラダを持たずに生まれてきてしまったこと、それがとてつもなく大きな喪失感として、常に心の中に巣くっていたのです。

ＳＭを知って、自分が求めていたものがこれだと思って以来、被虐される自分の姿を夢想するようになりました。そこで苛まれるのは、性欲と結びついているからなのか、女に生まれてきてしまった私のカラダなのです。でも、妄想の時期が長かったせいか、被虐される私を加虐する存在が必要になって、そこで、男のカラダを持って生まれてこられなかった私が顔を出してきたのです。というのは、あとから考えた理屈であって、本当は、被虐される♀型の私と加虐する♂型の私は、同時に発生したのかもしれません。いや、もしかして、♂型の私の方が先だったりして？男に生まれてきさえすれば、女をブイブイ言わせていたのに、なんて思っていたのですから（笑）

ですから、マロニエさんの「突起の存在についてリアリティーは有るのでしょうか？（笑）」というご質問ですが、もちろんあります！（ここ重要ｗ）突起の存在なくして、何が男であろうか。ん?突起信仰に囚われすぎかしら？でもでも、私にとっては切実な問題だったんですよね。あぁ、突起さえあればって（笑）

突起に限らず、私が持っていないものは、すべてが憧れと羨望の対象です。広い肩幅、厚い胸板、ピクピク動く大胸筋、血管が浮き出た腕。う?ん、私の筋肉フェチは、ここから来ていたのか。それに、低い声にヒゲ。つまりは、第二次成長期の♂型特徴はすべてが好ましいのです。

最近では、ストライクゾーンが広がってきたせいか、すべての条件がクリアできてなくても、まぁ１コぐらいあればいいかという境地に落ち着いてはきましたが（笑）、それでも、血管が浮き出た腕が見えたりすると、萌えます（あはは＾＾；）

突起の大きさにも拘らなくなりましたが（ホントか？）、それでも、ある程度の大きさがあれば、♀型ゆきをヒィヒィ言わせることができるだろうし、カラダに刻み込んだ快楽欲しさに、焦らしておねだりさせたり、さらなる要求をつきつけることができるのではないかと、まぁ、♂型ゆきおは妄想するわけです。あ、手の内を書いて、墓穴を掘っちゃったかしら。

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