巷で話題（遅いって・笑）の主従について考えてみました。

ＳＭ＝主従だって思っている女が多いんじゃないかって意見があるけれど、
私は、ＳＭ＝主従だと思っていたわけじゃなかったな。
最初につき合った男の子とは主従じゃなかったしね。
でも、そのあとの人が主従嗜好で、それが心地良かったことは確か。
だからと言って、ご主人様って呼んだことはなかったけどね。
普通に名前を呼んでいたし。
まぁ、命令されて、できなければ叱られて、できれば誉められてって、
言う通りにやっていればよかったってのが心地良かったんだと思う。
自分で決めなくていいし、命じなくてもいいし、ある意味思考停止。

命じるってのは大変なことで、
その子ができるかできないか、見極めなきゃならない。
本人のキャパもあるけど、状況もあるしね。
努力すればできるだろうと思ってやらせようとしても、
本人にとっては高すぎる壁だから、当然文句や泣き言を言われるわけで。
それをなだめすかせ、時には飴と鞭でもって、言うことをきかせる。
もちろん、それで本人の能力がアップすれば、本人のためになるんだけど、
それは私のためでもあり、組織のためでもあり、
結局は自分が評価されたいだけじゃないかってクレームは、
成功しても失敗してもついてまわる。

組織のことを考えれば、個人の意向を切り捨てたり、
握りつぶしたり、断ち切ったりしなければならないこともあって、
そうした決断がすべて私のところに降りかかってくる。
そうなると、どう動いても、何らかの文句が出てくるわけで、
それが耳に入ってくるようなルートもつくってある（笑）

そんな状態だから、相手が決めて、命じたことに従っていたかった。
心と体を委ねて、言うがままになっていたかった。
それに、主従は恋人と違って、永遠だって思っていたからね。
たとえ男と女でなくなっても、主従という関係はずっと続くってね。
今となっては、主従だって言ったって、ただの男と女と違いはなくて、
永遠に続くものでもないし、何より思考停止した女に魅力があるわけでもないし。

最近、よくロムしているのが、にこねこさんのブログ。
以前のブログからの大ファンで、
また彼女の文章を読むことができるのが嬉しい。
状況さえ許せば、私も痕が残る痛いことができるんだろうなって思う。
彼女のブログのコメントで、ご主人様って言ったって、
「大抵はたいしたことない中年のオッサンを崇め奉ってるわけだし」
っていうのがあった。これには笑った。その通りｗ
ただ、そのたいしたことない中年のオッサンが、Ｓスイッチが入った時に、
目の色が変わるのが、萌えだったりするんだよね。

今のお相手は主従志向ではないし、
私も、もう主従はいいやって気分だから、
主従しているＭさん達には、ご苦労様としか言いようがないんだけど、
それでも、思考を停止させた、あの甘美なひとときに惹かれる気持ちはわかる。
まぁ、新興宗教の教祖様と、熱心な信者みたいなものなんだろうなぁ。
ほら、たいしたことのない中年のオッサンを崇め奉っているってところが（笑）

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