「おい、ぐずぐずするな」叔父の声で我に返った。座敷の奥へなおも進むと、坪庭を挟んで、見たこともない部屋があった。「早紀のために、オヤジが作らせたんだよ」二間続きの部屋は、両方とも板張りで、手前の部屋には壁にX字架、天井には太い梁が通っており、もう一方の壁には麻縄や鞭などが所狭しと掛けられて、隅には大型犬用の檻もあった。そして、奥の部屋との仕切りは鉄柵だった。そう・・奥の部屋は座敷牢だったのだ。座敷牢の中には、便器がひとつあるだけだったが、それを天井からの照明が煌々と照らしていた。
「こんな部屋があるなんて、驚いただろう。俺も驚いたさ。まさかオヤジがこんなものを作っていたとはな」叔父は笑いながら言った。「しかも、もっと驚くことがあったんだ。よく聞け。早紀はな、処女なんだよ」え?僕は耳を疑った。「オヤジは早紀に手をつけなかったんだよ。それはな、破瓜の儀式を盛大にやろうと思っていたからなんだとさ。もっともアナルは、フィストもできるぐらいに拡張されていたけどな」
「破瓜の儀式?」「そうだ、早紀もこの春で高校を卒業するし、お客を集めて破瓜の儀式をやろうと思ってな。これもオヤジの供養だ」叔父はそう言うと、大声で笑った。「早紀、おいで」そう呼ばれて、叔父の前に跪いた少女は、あの頃の面影を残しながらも、すっかり大人の体つきになっていた。ふくらんだ乳房は、Dカップはあるだろうか。乳首は調教のためか、すっかり大きく色づいていた。
「お前に頼みというのはな」叔父が続けた。「彩花を連れて、別荘に行ってこようと思っているんだ」どうせ、友達を集めての公開調教だろう。「そのあいだ、早紀の面倒を見てもらいたい。破瓜の儀式の介添え役も頼みたいしな。今のうちに慣れておくのもいいだろう」僕は、胸が高鳴るのを感じた。破瓜の儀式とやらで、僕がこの少女の処女を奪うのだろうか。「誤解するな」叔父は、僕の気持ちを見透かしたように言った。「相手はお前じゃない。それじゃあ、面白くないだろう。相手は誰でもない。そう、誰でもないんだ」叔父は、そう言うと、可笑しそうに笑うのだった。
叔父が部屋を出て行ってから、僕は、僕の物を懸命にしゃぶっているこの少女に、何をしようかと考えていた。立ち上がり、ベルトを締めると、壁に掛かっている鞭に手を伸ばした。
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